Tableau Desktop Specialistを受験しました
Tableau Desktop Specialistとは
Tableau Desktopの画面の操作や基礎知識などを問う試験です。試験をパスするために推奨される製品の使用期間としては3か月ほどと使用経験が浅い方でも受験することができますので、まず最初はTableau Desktopに慣れるためにこの試験を目指して勉強するのもおすすめです。
基本機能がベースのテストではありますが、試験中はWEBの検索やTableau Desktopの操作ができないのと、かなり細かい知識を問われるケースもありますので、経験の浅い方はTableau Desktopを沢山触って画面の内容を覚えておくとよいです。
試験の概要
- 受験料 :100 USD
- テスト時間 :60分
- 問題数 :45問
- 合格基準 :750 (スケールドスコア)
- 有効期限 :なし
- 提供言語 :英語、日本語、中国語
- 受験方法 :テストセンター、オンライン試験
参考:Tableau Desktop Specialist
Tableau Desktop Specialistを実際に受けた感想
試験前
Tableauの認定資格試験は2021年10月に大きく内容が変更されており、私は変更前のTableau Desktop Certified Associateという資格を取得しました。それもあって、Tableau Desktopの使用経験は比較的長く、今回のTableau Desktop Specialistの受験に向けてはほとんど勉強をしませんでした。ただ試験は久しぶりということで、試験ガイドに記載の試験領域の項目について一通り画面の操作を振り返ってから望みました。
試験当日
今回の試験はテストセンターで行いました。、会場の方がしっかり日本語で誘導してくださるので、かなり快適でした!(前回のオンライン受験の際、テスト開始前に英語でのPCセット接続のやりとりに体力を消耗したのはいい思い出。。)
問題は複数回答か単一解答のいずれかで、不安な問題はチェックを付けて振り返ることもできますので、どんどん解き進めて後で振り返って解くようにしましょう。試験が終わると、画面上にテスト結果が出て合否が分かります。これがまた緊張の一瞬でしたが、今回は無事合格でしたので、後日デジタルバッジなどを受け取ることができました。
Tableau Desktop Specialistの勉強で押さえておきたいポイント
正直余裕だろうと思って受けた試験でしたが、「そんなの知るかぁ~!」と思うような問題もいくつかあったのが印象的でした。
試験ガイドの内容を確認するのに加えて、私自身が苦戦したポイントを紹介します。
- 基本用語
- 各操作の手順や画面 (操作が2パターン以上ある場合は他のパターンも覚える)
- データ型の種類
- グラフ作成に必要な要素(ディメンション、メジャーなど)
- フィルターの作成オプション
- データ結合やリレーションの作り方
感覚的な操作ができるのがメリットのツールである分普段行う操作は問題なくても、オプションで何ができるか把握していなかったり、操作手順まで覚えていなかったりするケースもあるかと思うので、とにかくTableau Desktopを触る&メニューを開いてオプションまで確認するということを行うと良いかと思います。
さいごに
Tableau Desktop Specialistの受験を悩まれているかたも多いかと思うので、参考になれば幸いです。